お家で使っていたティ〇ールのフライパンが、買い換えないといけない状態になっていました。私の使い方も悪いのでしょうが、もう3代目のパンでした。
次は絶対、お料理の旨味がぎゅっと濃縮される、念願の「ストウブのパン」を買いたい!そう考えていました。ストウブは大事に使えば長く使えるものですし、最初のお値段は高いけれど、ずっと使えるなら決してコストは高くないと思います。
フライパンがダメになったので今回の私の希望は、ソテーも出来て、煮物やお鍋にも使えるものです。考えに考えた結果、ブレイザーソテーパン28cmを購入する事に決めました。ブレイザーソテーパンは、名前の通りソテーもできますし、お鍋に使っている方も多くおられる万能なお鍋です。
とういう事で念願のストウブ、ブレイザーソテーパンを購入しましたので、ストウブを購入後、最初の洗い方(シーズニング)方法と、使用後のお手入れ方法を合わせてシェアさせて頂きたいと思います。
ストウブのお手入れ方法
お鍋がお家にやって来たら、まずは綺麗に洗いますよね?ストウブの場合、最初に洗った後の処理がとても重要で、長く使い続けられるかのカギになってきます。その処理の事をシーズニングと呼びます。
シーズニングとは、油を馴染ませる処理の事です。鋳鉄(じゅてつ)製ホーローのお鍋に、しっかりと油を馴染ませる事で焦げ付きを防ぎます。しっかり油を馴染ませて保護してあげましょう。
ストウブ初めの洗い方と処理(シーズニング)
まずはストウブのパンに割れがないか?などを確認してから、お鍋の裏などに貼ってあるシールを剥がします。すっと剥がれてくれて気持ちが良いです。(笑)
順 序
①まずは、しっかりとお湯で洗ってあげます。たっぷりたっぷりのお湯で♪
②次に柔らかいスポンジを使って、食器洗い洗剤で綺麗に洗って流しましょう。(※絶対にたわしや金物・研磨剤が使われているスポンジなどは厳禁です。傷が付いてしまいます。)
③弱火(※絶対弱火で!)でしっかりと乾燥させたら、少しの植物オイルを流します。(我が家はオリーブオイル使用です。)
④ペーパー(私はシリコンのハケ使用。)でしっかり油を全体的に塗りひろげ馴染ませます。ひろがれひろがれ。潤いなさい。(魔法の言葉(笑))
⑤油を十分染み込ませたら、弱火で数分(私は5分程度)火を通します。
⑥火を切り温度が下がれば、布で余分な油をふき取りましょう。すると、鍋の隙間に油が染み込んでいきます。(ちょっぴり繊維も付いちゃいますが。ご愛嬌。(キッチンペーパーでも代用してます。)
⑦どうでしょうか?しっかりと油が馴染めば、ツヤツヤピカピカになります。これで1行程が終了です♪
⑧最初はこの工程を3回繰り返します。
➈3回繰り返せば、最初のシーズニングは完了です。さぁ。ツヤツヤなストウブで早速お料理を開始しましょう♪
シーズニング失敗?
時々、シーズニングに失敗してしまったという事を耳にします。けれど、ある程度油を馴染ませてあげていたら大丈夫のようですよ。少量の植物油を綺麗に塗り広げるのがコツです。
きちんと油が染み込んでいるのか気になるなぁ。と思われる方(ビビりbonkoもです。(笑))は、1回目は油が多い目のお料理で使用するといいですよ♪bonko家は、唐揚げちゃんを第1回に選びました。
ツヤが無くなったら再シーズニングをしよう
初めてのストウブの洗い方で、シーズニング処理をご紹介しましたが、この油を馴染ませる作業は定期的におこなうようにします。目安としては、ツヤが無くなってきたら再シーズニングのタイミングです。いつもツヤツヤお鍋が潤っている状態を保つようにしましょう。
頻度は作るお料理によって変わりますので、ストウブ鍋の潤い具合を見て決めるようにするといいです♪
では、お料理が終わった後は、どういった洗い方やお手入れをすれば良いのか?こちらも一緒にチェックしておきましょう。
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使用後のお手入れ方法は?
長く使いたい!(元をとりたい)ストウブは、お料理した使用後のお手入れ方法もきちんと確認しておきたいですよね。お料理後は、柔らかいスポンジを使用して洗剤を使って(※たわしや金物は絶対×傷つきます。)綺麗に洗い流します。
お鍋に衣などがこびりついても、お湯を流し指で馴染ませると、汚れが浮いてくれます。汚れを浮かてから、スポンジで洗うようにしています。その後は、しっかりふき取り乾燥させます。最後に、お鍋と蓋が当たる部分にキッチンペーパーなどで油を馴染ませてお手入れしておきましょう。
使用後のお手入れ方法
- 料理後、お湯で汚れを浮かせる、手のひらでなじませると浮いてくれます
- 柔らかいスポンジでしっかりと洗ったあと、お湯で流します
- しっかりとふき取り乾燥させる
- 鍋蓋とフチが接触する面に油を馴染ませておく
注意!
研磨剤がはいっているもの、研磨粉、金属スポンジは厳禁です!!
これで、お料理後のお手入れは完了です。普通のお鍋を洗うのと、ほぼ変わらないですよね。長く使えるように、くれぐれも傷がつくような素材で洗わないように注意しておきましょう。
次の章では、あっ!「焦げ付いてしまった!」という時の対処法もご紹介しておきますね。
ストウブが焦げ付いた時
折角大切に使っている、ストウブのお鍋が焦げ付いてしまった!えらいこっちゃ。急いで金たわしでこすらなくっちゃ。と考えたあなた、それは絶対にしてはいけませんので気をつけましょう!!!傷がつきホーローが痛む原因なってしまいます。
もし、焦げ付いてしまっても大丈夫です。汚れはしっかりとれますので、安心してくださいね。
ストウブ焦げを取る方法
- お鍋に水を入れて弱火で煮ると、汚れが浮いてきます。(これで取れたら完了♪)
↓(それでも汚れがとれない時は2へ) - お鍋に水を入れて沸かしてから、重曹を入れて冷ます。その後洗う
このどちらかの方法でおおよそ焦げ付きがとれるでしょう。焦げ取り方法、覚えておきましょう♪
では、何故ストウブはこんなに人気なのか?美味しく仕上がると言われているのか?ご存じですか?折角なので、ストウブの魅力も少しご紹介しておきたいと思います。
ストウブの魅力
ストウブは鋳鉄(じゅてつ)、要は鉄ですね(笑)で出来ていますので、熱伝導率が良く、保温性も高いので、蒸し料理などにも最適なお鍋です。
また、ストウブの内側はマットエマイユ加工が施されており、焦げ付きにくくなっています。そしてみなさん聞いた事があると思いますが、ストウブと言えば無水調理で有名ですよね。旨味たっぷりの無水調理です。上記動画は無水カレーの作り方を紹介しています。
とても美味しそうですよね♪すりおろしりんごを入れるなんて知りませんでした!無水調理で出来たカレーは旨味がぎゅっと濃縮されとても美味しく仕上がりますよ。
では何故、無水調理ができるのか?それはストウブの蓋に秘密があります。
ストウブとおいしさの秘訣
ストウブお鍋の魅力とも言えるのがこちらの蓋です♪食材から出た水分が蒸気に変わってお鍋の中で対流を作ってくれます。
そして、蓋に付いているピコと呼ばれる突起(ブレイザーソテーパンは形上少し形態が違います。)から蒸気が食材全体に降り注いでくれます。アロマレインと呼ばれるこの仕組みが、ストウブで作る食材が美味しくなる特長なのですよ♪
なので、余分な水分や調味料を必要とせず、素材本来の美味しさを堪能できるように思います。
まとめ
ストウブは厳密な耐久テストが行われているそうなので、大切に使えば一生ものにもなりえるお鍋なのです。
ですから、お家に新しいストウブが届いたら、少し面倒なのですが、しっかりとお湯と食器用洗剤で洗った後は、油を馴染ませる処理であるシーズニングを丁寧にしてお手入れしましょう。この30分から1時間程の洗い方と処理でストウブの持ち具合がぐっと変わってくると思います。
一生モノと考えればコストなんて全然高くないストウブちゃん。
あなたの潤いがなくなれば、私は潤いを与える事を忘れません。お手入れします。そして、痛い物では絶対洗わないからね!一緒に大切にしていきましょうね♪
ストウブお鍋の相方となりえるのが、オイル(油)です。bonkoはシーズニングにはオリーブオイルを愛用しています。
ご存じですか?オリーブオイルの素敵なパワー達、よくテレビでもオリーブオイルの特集がされていますよね。折角なので、オリーブオイルの秘めた力も読んでみて下さい♪