「ベーキングパウダー」と「ドライイースト」
どちらも生地を膨らませるためのものですよねっ。
じゃあ、どっちを使ってもいいの?(´・ω・`)
と思ってしまいますよね?
ところがこの2つはまったく別のものなのです!
パンを作るときに『ベーキングパウダー』
ってあんまし聞かないですものね。
では『何が違うの?』(/・ω・)/?
その違いと使い方を知って、美味しいパンやお菓子作りに挑戦しましょう♪
ベーキングパウダーとは?
ベーキングパウダーは重曹(炭酸水素ナトリウム)等を
原料にするふくらし粉です。
重曹は加熱や酸性の液体と混ざることで炭酸ナトリウムと
水と二酸化炭素(炭酸ガス)に分解されます。
重曹を加えると生地が黄色っぽくなったり
独特の苦味が出たりするんですっ。"(-""-)"ニガッ!
それを抑えるために、
重曹に酒石酸などの酸性剤を加え、
少量の重曹で効率よく炭酸が発生するように配合したものが
ベーキングパウダーなんです☆
水と熱を加えることによって
炭酸ガスがを発生させてその気泡で生地が膨らみます。
でもね、膨らむ力がやや弱いため
強力粉などの弾力のある生地を
膨らませるのには向かないんです。(=゚ω゚)ノ
ざんね~ん。。
ドライイーストとは?
ドライイーストはイースト菌を乾燥させて顆粒にしたものです。
イースト菌が発酵することで炭酸ガスを発生し
生地を膨らませるので時間がかかります。
パンを作るときの『発酵時間』って
長いんですよね。40分とか。。
炭酸ガスを発生させていたんですね(=゚ω゚)ノ
膨らむ力はベーキングパウダーよりも強いので
弾力のある生地でも膨らますことができます。
Sponsored Links
2つの違いは? 代用できる?
ずばり、代用はできません!
レシピに記載されているものを使いましょう♪
一般的にベーキングパウダーは
ケーキやドーナツ、パンケーキなど
薄力粉の生地を作るときに混ぜて焼くとふっくら膨らんでくれます♪
でも反面粉を必要以上にこねると
ふくらみが悪くなってしまうんです。。
覚えておいて下さいね^^
パンをつくときはしっかりコネコネしますもの☆
向かない訳ですね!
ドライイーストは、しっかりこねることが
必要な強力粉の生地(パンなど)を
膨らませるのに使われることが多いようです。
パン作りにはイーストと覚えておきましょう☆
ベーキングパウダーの使い方とドライイーストの使い方
ベーキングパウダーの使い方
ベーキングパウダーは小麦粉と
あらかじめ混ぜてふるってから使います。
量が多いとにおいや苦味のもとになるので
入れ過ぎないようにして下さいね. "(-""-)"ニガッ
重曹は加熱しないと
反応しないため粉などを混ぜ合わせた後
生地を休ませておくことができますが
ベーキングパウダーは常温で水に反応しますので
生地を混ぜ合わせたらすぐに焼くことが
大事なポイントなんです☆(=゚ω゚)ノ
ドライイーストの使い方
ドライイーストはそのまま強力粉などの粉と
一緒に入れて使えますが(インスタントドライイースト)
商品によっては、予備発酵といって
あらかじめぬるま湯で戻してから
材料に混ぜるものもあります。
使い方を確認してから購入してくださいね(´・ω・`)
まとめ
「パンにはイースト」と書いたのですが、
ソーダブレッドなどイーストを使わないパンもあるんですよ♪
普通のパンとは味も食感も違いますが
素朴で美味しいものですし短時間でできます(*^-^*)
また、ドーナツにもイーストを使ったものがあり、ふんわりもっちりして美味しいものです。
作りたいものによって
ベーキングパウダーかドライイーストを使い分けて
手作りを楽しんでみて下さいね♪