夕方急にお金が必要になった!それも大きい金額が必要に…。日々の中で時々、予想しない額が必要になる事もあります。
1万円~5万円程のお金なら、銀行のATMで引き出した事があるのですが、大きいお金になるといくらまで引き出せるのかご存じですか?いくら通帳に預金があるからといって、大きな金額の場合、一度に引き出す事はできません。限度額が設定されているのです。
また、窓口なら幾らでも引き出せるでしょ。と安心していませんか?この場合でも、確認しておかなければいけない事があります。
主要銀行および、ゆうちょ銀行のATMの限度額は一体いくらなのか?また窓口では限度額があるのか?共に知っておきたいですよね。そうすれば急な入用でも余裕の安心感でいれるはず!(笑)という事で今回は、主要銀行およびゆうちょ銀行のATM・窓口の引き出し限度額をチェックしておきたいと思います。
銀行と引き出し限度額
銀行のお金を引き出す場所には、窓口とATMがあります。
窓口では、人対人でわからない事も聞きやすく丁寧に対応してくれます。また、ATMでは窓口より待ち時間も少ないし、いたる場所に設置されているし、利便性は抜群!しかし金額により、ATMでは対応できない場合があります。
では窓口、ATMでの引き出し限度額はいくらなのでしょうか?留意点共にまとめてみました。1回ではなく、1日の引き出し限度額ですから注意下さいね。
窓口の場合
- 200万円以上からは身分証の提示が必要
- 500万円以上は事前確認しておくと安心
- 定期預金の場合預入予定額の90%までが引き出し可能残高になる
(満期日には引き出し金額を差し引かれて普通預金口座に入金) - 国債を担保の場合:利付積の80%と割引積60%の合計200万円まで貸付可能(利子有)
- 代理人の場合委任状が必要な場合アリ
銀行窓口の場合、引き出し限度額はありまん。しかし、200万円以上からは身分証の提示を求められます。500万円以上になると、銀行自体にお金がない場合もありますので、事前に電話しておくとスムーズに引き出せるそうです。
また、「支払可能残高」または「引き出し可能残高」というものがあります。定期預金を利用している方は見たことがあるのではないでしょうか?定期預金の場合、最初にどの位のお金を預け入れるのか決めます。その金額の90%が「引出可能残高」になります。どれだけ引き出し可能かというのは、預け入れている残高の下に書いてあることがあります。
定期預金は、お金を預けたら、決めた期間中の引き出しはできないようになっています。絶対開かない貯金箱みたいな感じでしょうか。ですから、もしものために、その定期預金を担保にして引き出せるという仕組みになっているのです。
もし、引き出した場合、満期日が来た場合は、引き出した分を引いた金額が普通預金口座に入金されます。これにも、限度額はあるそうですが、銀行に問い合わせてみるといいでしょう。
また、国債を担保にすると、利付積の80%・割引債の60%の合計で、最高200万円まで貸付が可能です。
つまり、預金の残高よりも多い金額を引出すことはできますが、そうすると、銀行から借り入れした状態になるので利子がつきます。お金がある!というわけではありませんのでご注意を。緊急時や、返すあてがある場合は利用してもいいかもしれませんね。
ちなみに、代理で預金を引き出す場合は、委任状が必要な場合があります。これは、銀行によって違うので、近くの店舗に問い合わせるのが確実です。委任状の場合は、委任状と委任された人の確認書類が必要ですが、代理人届けは、代理人の確認書類と本人の続柄の確認書類が必要になりますのでお気を付けください。
ATMの引き出し限度額
最近では、生体認証に対応しているATMがでてきています。実は、セキュリティが硬いほうが引き出し限度額が高い事が多いです。銀行によっても違いますので、口座を作る参考にしてもいいかもしれませんね。
では、主要銀行およびゆうちょ銀行のATM引き出し限度額をチェックしていきましょう。
三菱東京UFJ銀行
- 個人の場合
キャッシュカード:50万円まで→希望すれば200万円までに変更可能
スーパーICカード:身体認証なし50万円・身体認証あり100万円まで
(希望すれば身体認証なし200万円・身体認証あり1000万円まで変更可能)
総合口座契約している場合:ATMでの解約可能
- 法人の場合:200万円まで
個人の場合、キャッシュカード(磁気ストライプ)の場合50万円ですが、希望すれば200万円まで変更可能です。スーパーICカード・ICキャッシュカードなど(ICチップ)は、身体認証なしで50万円、身体認証ありで100万円。こちらも希望すれば、身体認証なしは200万円、身体認証ありは1,000万円までの変更が可能です。
※スーパーICカードとは、クレジットカード機能や、TOKYU POINTサービス、PASMO機能などが付加されたカードの事です。こちらにする事で手続きを行えばいっきに限度額をあげる事ができるようですね。
また、総合口座契約がされていれば、ATMでの解約が可能です。その場合、1口座あたりの1日のお取引可能金額は、元金合計100万円以内のようです。その際には、総合口座通帳と、キャッシュカードが必要になりますのでご注意下さい。
※全体の留意点として、デビットカード機能による支払い、インターナショナルカードによる出金、キャッシュカードによるカードローンの借り入れは引き出しの利用金額となるので気を付けましょう。
三井住友銀行
- 個人の場合
キャッシュカード(磁気ストライプ)の場合50万円まで
ICチップの場合50万円まで
生体認証の場合引き出しと振込合計が1000万円まで(※デビット・国際キャッシュカード利用時引き出し金額が限度額)
- 法人の場合
引き出しと振込合計300万円まで(最大限度額合計が500万円まで)
個人では、磁気ストライプ、ICチップでの取引は50万円までです。生体認証での取引の場合では、引き出しと振り込みと振り替えの合計が1,000万円までになります。
注意点としては、デビットカードサービス・国際キャッシュカードサービスを利用している場合、そのとき指定した金額が引き出し限度額となるそうです。
法人の場合、引き出しと振り込みが合計で基本は300万円まで。最大限度額は合計が500万円です。
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みずほ銀行
- 個人の場合
生体認証済ICキャッシュカードの場合 対応ATMでは100万円まで 非対応では50万円まで
磁気ストライプカードの場合50万円まで→200万円までに変更可能
(※生体認証済カード所持の場合では500万円まで変更可能)
- 法人の場合
ICキャッシュカードの場合 対応ATMでは100万円まで 非対応では50万円まで
磁気ストライプカードの場合50万円まで
個人では、生体認証情報登録済みのICキャッシュカードを持っていると、生体認証対応のATMとICキャッシュカード対応のATMの場合100万円、ICキャシュカードに対応していないATMなら50万円までになります。対応ATMについてはみずほ銀行みずほ銀行ATM詳細検索で確認ください。
磁気ストライプカードは全種類のATMで50万円となっています。この金額は、200万円まで変更ができます。生体認証登録済みICキャッシュカードを持っている方は、ATMで500万円までの手続きができるそうです。
法人の場合、旧みずほコーポレート銀行のキャッシュカードの場合は200万円までとなっています。生体認証機能はありますが、登録しても限度額が上がらないようです。
りそな銀行
- 個人の場合
指静脈認証の生体・IC対応ATMの場合
・生体認証済の場合引き出し振込合計500万円まで。(※1カ月 引き出し振込合計1000万円限度)
・生体認証なしの場合引き出し50万円まで(引き出し振込合計150万円まで)(※1カ月 引き出し振込合計500万円限度)
指静脈認証以外の・IC対応・非対応ATMの場合
・生体認証登録あり・なし共 引き出し50万円まで(※1カ月 引き出し振込合計500万円限度)
IC非対応ATMの場合(磁気ストライプ)
・生体認証登録あり・なし共 引き出し50万円まで(※1カ月 引き出し振込合計500万円限度)
- 法人の場合
指静脈認証の生体・IC対応ATMの場合
・生体認証済の場合引き出し振込合計500万円まで。(※1カ月 引き出し振込合計1000万円限度)
・生体認証なしの場合引き出し振込合計300万円まで。(※1カ月 引き出し振込合計500万円限度)
指静脈認証以外の・IC対応・非対応ATMの場合
・生体認証登録あり・なし共 引き出し振込合計300万円まで。(※1カ月 引き出し振込合計500万円限度)
IC非対応ATMの場合(磁気ストライプ)
・生体認証登録あり・なし共 引き出し振込合計200万円まで。(※1カ月 引き出し振込合計500万円限度)
りそな銀行は、他銀行に比べて多くの種類がありますね。指静脈認の生体・IC対応ATM、指静脈認証以外のIC対応ATM、IC対応していないATMなど…。記載の通り設置ATMにより限度額が変わりますのでご注意下さい。詳しいATM検索はりそな銀行ATM詳細検索で確認下さい。
指静脈認証済の生体・IC対応ATMが一番引き出し限度額が大きくなるようです。もしもに必要な金額が大きい場合はそちらを登録しておくといいでしょう。
また、法人の場合も、ATMとカードの種類によって条件は変わります。生体認証済の場合引き出し振込合計500万円、IC非対応ATM下の磁気ストライプカードでは200万円までと、300万円の差があります。大きな金額の違いが…。指静脈認証はもし紛失した場合でも、本人でないと引き出せないという大きな強味があるからでしょう。
指静脈認証…凄しです(笑)
ゆうちょ銀行
- 個人の場合
1日50万円まで(※変更可能 下記記載通り)
・磁気ストライプで200万円まで
・生体認証行うカード1000万円まで
・生体認証行わないカード200万円まで
個人の利用の場合、申出がない限り1日50万円までとなっています。引き出し限度額を変更するには、ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口、ゆうちょ銀行ATMまたはゆうちょダイレクトでの手続きが必要です。法人の場合は記載が見つかりませんでした。
※ファミリーマートに設置されているゆうちょ銀行ATM下では1日の制限は20万円までになっています。ここは注意ですね!
引き出し限度額の変更方法
上記記載の通り、通常引き出し限度額よりも、限度額を引き上げたり、引き下げたりする事も可能です。その場合、銀行のキャッシュカード・銀行に登録した印鑑・本人確認書類が必要です。
必要書類を提示すれば、窓口での変更が可能です。また生体認証対応のATMでは、機械で変更できるそうです。生体認証はいざというときに便利なものとなります。生体認証凄しですね!!!
- 引き出し限度額変更手続き:銀行キャッシュカード・銀行登録印・本人確認書が必要
まとめ
現在では、生体認証で登録しておくと他人に引き出される心配もないし、引き出し限度額も高めに設定されているし、ATM下での限度額引き上げ変更できたり何かと損をする事がない気がしました。
私も次に通帳を作る時ないしは、現在の大事な通帳のキャッシュカードを変更しておきたいと思いました。尚、キャッシュカードなどが指静脈認証になっていない場合、変更手続きは可能です。変更には現在のカード・お届け印・本人確認証・カード発行手数料(多くは1080円?)が必要です。
ちなみにコンビに主要銀行への手数料はこちら。
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