大人の溶連菌感染症状!治らない喉の痛み続いてない?
大人も溶連菌に感染するんだ…
子供が小児科で溶連菌と診断されたbonko。まさかの診断にびっくり!「先生すみません私も2~3日喉の痛みが続いているのですが…」と伝えました。すると先生は一緒に検査しておきましょうとおっしゃってくれました。
綿棒で喉をグリグリして10分程待った後「溶連菌検査結果は陽性です。」とのお言葉が。どうやら溶連菌を子供からもらった様子です。
その後旦那様にも受診してもらったところ案の定「陽性」の診断。喉の痛みからはじまった溶連菌ですがこれが辛かった…。という事で大人の溶連菌症状の事など徹底的にチェックしましたので体験談と共にシェアさせて頂きますね。
溶連菌と大人
実は溶連菌、大人は感染しにくいと言われているようで、知り合いの方は喉の痛みで受診した際「風邪」と言われたそうです。しかし全然改善しない為再度受診したら「溶連菌」と診断されたとの事です。
溶連菌とは化膿病変で、A郡β溶血性連鎖球菌と呼ばれ感染した場合では化膿性の病変が治癒しても免疫異常の病気が引き起こされる心配がある細菌性の感染症です。
子供が溶連菌と診断されても大人は見過ごされる事も多いようです。しかし感染力がとても強いと言われていますので家族内感染も多いのも事実です。
喉の痛みがお薬を飲んでも治らない方、症状が似ている方など心配な方は簡単な検査なので一度調べてもらうといいかもしれませんね。
溶連菌の症状
私の場合初期症状は少しの喉の痛みでした。「少し喉が痛いな。加湿器をたいておこう。」そしてうがいをこまめにしてみたものの、喉痛が治らない…。
そして2日後、溶連菌の診断をされました。溶連菌の診断の後からは喉の痛みがだんだんとひどくなり2~3日は飲みこむのも痛い程辛くなりました。bonkoは薬を飲みはじめてから喉の痛みが治まってきたのは4日後位からでした。
その時の症状
- 喉の痛みがだんだんひどくなる
- 身体が痛い
- 微熱がある
- 肌がざらついている
また下痢や扁桃炎、発疹(体)、頭痛、舌に赤いブツブツ(いちご舌)などの症状が出る方もおられるようです。また40℃近い高熱が出る方など症状が重い方もおられるようです。
溶連菌では咳の症状はないと言われていますが、私はその後咳が止まらず…。夜も眠れず辛すぎて( ̄ー ̄)耳鼻咽喉科を受診したところ副鼻腔炎と気管支炎の合併症が起こっていました。注意して下さい。
また溶連菌は沢山の種類があると言われており何度でも感染する可能性があります。私はその1回目の治療から再感染再感染と3度を繰り返し、やっと溶連菌から卒業する事ができました(本当に長かった…。)
大人が溶連菌にかかった場合、人に会う事も多く感染する期間など気になる事も多いと思いますのでチェックしていきましょう。
潜伏期間は?うつるのはいつまで?
溶連菌の診断を受けた場合、仕事はどうしよう?他の子にうつしたらどうしよう?ととても心配だと思います。溶連菌は飛沫・接触・傷口から感染します。溶連菌に感染している場合は同じ食器なども避けるようにしましょう。潜伏期間は2~5日と言われています。
しかしお薬を飲んでから24時間経過すれば感染の心配はありません。なのできちんとお薬を飲めば一般的には翌々日頃からは安心して出社・外出する事ができます。
しかし!感染の力はなくなっただけで体の中の溶連菌はまだ完治していません。長めに処方される抗生物質をきちんと飲まないと再感染する恐れが多くあります。
溶連菌は繰り返す事も多い
溶連菌は弱い菌で抗生物質を服用すればすぐに改善していくのですが、菌が完全にいなくなるまでの期間が長く再感染(繰り返す)する確率が高いと言われています。なので10日程~ペニシリン系などの抗生物質を服用し飲み切る事が重要です。
私の病院では2週間の服用で再感染した方が数名いらっしゃったそうで計3週間の抗生物質を処方されました。しかしご覧の通りその後2度も再感染が続き、長い長い溶連菌のお薬を飲む日々が続きました。
溶連菌で処方されたお薬
- セフニールカプセル100㎎ 1日3回(7日間)
- バイシリンG40万単位 1日2回(14日間)
↓(検査陽性・再感染?) - メイアクト 1日3回(5日間)
↓(検査擬陽性・再感染?) - メイアクト 1日3回(5日間)
↓(念の為) - クラリス錠 1日2回(5日間) 終了!
また溶連菌とは思わず喉痛で受診し「風邪」と診断された場合、5日程の抗生物質が出されます。しかし5日程の抗生物質では溶連菌はまだ体内に残り再感染する恐れがあります。
抗生物質を5日程飲んでもまだ体調がおかしい時は溶連菌の可能性も?すぐに受診して「溶連菌の検査をして下さい。」と伝えチェックしてもらいましょう。
この溶連菌、何故きちっと治しておかなといけないのか?それは重症になる合併症の可能性があるからなのです。
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大人の溶連菌の合併症
私の知り合いのママと話していると、昔に溶連菌にかかって入院したそうです。そして数十年たった今でも炎症を押さえる薬を飲んでいるとか…。聞いて「そんなに長引く事もあるの?」とびっくりしてしまいました。
実は溶連菌の怖い所は、免疫異常などの重大な合併症の可能性があると言われているからなのです。
- リウマチ熱(心臓の弁膜に障害・舞踏病・関節炎)
- 急性糸球体腎炎(浮腫・血尿・高血圧)
- 肺・髄膜の炎症
合併症の可能性がないか、溶連菌と診断されればきちんと病院でチェックしてくれます。私の場合は診断時と1ヵ月後に尿検査を実施してくれました。
尿検査や血圧などで異常がなければ合併症の心配もありません。との事でした。
自然治癒する?
溶連菌はもともと保持している方もおられ、その場合免疫が下がった時などに発病すると言われています。大人が溶連菌に感染した場合放置していても、たいした症状が出ないまま自然治癒する場合もあります。しかし菌は保菌したままという事になります。
喉が痛いなどの症状が出ている場合、他の方に感染する可能性がありますし合併症の可能性もありますので家族全員で受診をしてしっかり溶連菌を退治する事をオススメします。
まとめ
溶連菌に限らず感染症は1年中溢れています。とにかくうがい・手洗いを忘れずに習慣づけなければ…と実感しています( ̄ー ̄)
大人の溶連菌あなどっていました。とてもしんどい感染症でした。気管支炎がしんどかった~。鼻も長い間ズルズルしていたような。病院嫌いの私でも辛いのは我慢せずに受診すると楽になるという事を学びました。
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