「妻の育児ストレスが凄い!」「何故かずっとイライラしてる」「悪気はないのに何故そんなに怒っているの?」このような事が続くと、旦那様も仕事が終わってお家に帰るのが嫌になってくるかもしれません。
育児に追われてイライラしている妻!何故?と不思議に思っていますか?
きっと、旦那様には理解できない事も多いでしょう。イライラしているお嫁さんはとても「こわーい」でしょうし、どう対処していいのか分からない事だと思います。可愛い赤ちゃんを授かって、毎日一緒にいられて幸せなはずなのになんで??赤ちゃんと昼寝してるはずなのに、なんであんなに疲れて不機嫌なんだろう?そんな時はできるだけ大きい気持ちでお付き合いください。
という事で今回は、育児ストレスの妻!イライラさせない為の対処法をご紹介してみたいと思います。
育児ストレスと妻
洗濯物を干さなきゃいけないのに、授乳が終わらない!旦那さんがもう帰る時間だし、食事の支度をしないといけないのうれに、グズグズして手が離せる状態ではない。赤ちゃんが小さい時は、夜もなかなか睡眠ととる事も難しいのです。あげるとキリがありません。思い出したらいくらでも書けます(´・ω・`。
つまり、「しなきゃいけないことがあるのにできない!」という状況や、1人だけでの長時間の育児、その状態の中でイライラしたり、不安を感じたりする場合が多くありました。
旦那様にしてみると、そんな妻はその時期、もうね、地雷みたいなものだと思います。ここに悪意はないけれど、旦那様のイラっとさせる一言!→地雷を踏んで爆発してしまうことになるのです。
エストロゲンの急激な変化
育児をしている女性が必ずといっていいほど感じるのは、「思い通りにいかない」「孤立感」という思いのようです。妊娠している時、女性は「エストロゲン」という女性ホルモンが増加するのですが、出産をすると急激に女性ホルモンのエストロゲンが減少するそうです。
そのエストロゲンの急激な変化が起こる事で、女性は不安や孤独感を多く感じてしまうようなのです。
私もそうでした。とにかくグズッて泣き止まない我が子に「どうしたら泣き止んで寝てくれるのだろう?」不安ばかりが増えていき、心身共に疲れていました。抱いても、おもちゃで可愛い音を鳴らしてみても、全然泣き止んでくれません。「どうすればいいの?」「私をママとして認めてくれないの?」泣きたくなる時も多かったです。
外でお仕事を頑張っているパパは、ママと赤ちゃんの日常は見えないし知らない事だと思います。ママが赤ちゃんと24時間一緒に過ごしている中のほんの一部分しか見えていないと思います。思いのほか心身共にキツイのです…。
お互いの思いがすれ違う結果、夫婦仲が悪くなるループに陥っていませんか?
夫婦仲が悪くなるループあるある
↓
パパも売り言葉に買い言葉で応酬してしまう。
↓
結果、話したくもない、ご飯も作りたくない、触られるのも嫌になってしまうという最悪のシナリオに…。
このループが、二人の仲を険悪にしていくという構図が我が家にはありました。じゃぁ、俺は何も言えないの?と言いたい事も盛り沢山でしょう。しかし育児ストレスに陥る原因になる、女性ホルモンの変化という背景がありますので、どうかなるべく理解してあげて欲しいのです。
妻をイライラさせない為の対処法
では、妻がイライラしない為に、険悪にならないようにはどうすればいいのでしょうか?旦那様としては一番気になる事だと思います。一緒にいてイライラされたらたまったものでありませんよね。別に悪い事をしたつもりはないのに何故今怒っているのか?イライラいしているのか?原因は色々があるはずです。
イライラを和らげる為に対処してみましょう。
自分でできる事は自分でする
育児は思うように上手く時間配分ができません。ですから晩御飯が用意できない日もあります。ご飯の用意が遅くなる時もあります。そんな時、いつもと同じように「なんでまだ出来てないの?」「部屋が汚い!」「用意してくれて当然!」という態度がものすごいイライラの原因になりました。
「その位手伝ってくれたらいいやん?」「お箸くらい出してくれたらいいやん?」「そんなん思うなら片づけてよ!」小さい事です。それが積み重なってイライラが募っていくのです。
何かをして「あたりまえ!」その考えをどうか控えて下さい。お仕事で疲れているのもわかっています。でも妻もホルモン変化と前が見えない育児で疲れ切っています。どうか育児でバタバタしている時、余裕がない時などは、自分でできる身の回りの事は自分で率先してみて下さい。そうするとありがたいです。
積極的に育児に参加
この「積極的」というのがポイント!だと思います。たとえば、赤ちゃんがウンチをしたときに「ママ!ウンチしたよ~。」「よだれかけがベトベトや!。」と知らせるのではなく、旦那さんが気付いた時、さっとオムツやよだれかけを替えて下さい。知らせるのは、オムツなどを替え終わった後でどうでしょうか?
すると、「もう!わかってるなら自分で替えてよっ!」とイライラから「助かったわ♪」という感情に変化するかもしれません。
妻の話を聞く
妻に限らず女性の脳は、話を聞いてもらうことで幸せを感じます。子どもが小さい間は思うように外出もできませんし、お友達に会う事もできませんので、愚痴を言える機会が少ないです。
ですから、旦那さんが「今日はどうだった?」「疲れていない?」などと、お嫁さんの一日に溜まっている愚痴や思いを聞いてみましょう。適当に聞かれてしまうと、これまたイライラのタネになってしまいます。お願いです。「大変だよね。わかるよ。」と優しく応答して下さい。
もしかすると、そのタイミングでイライラしてそうな場合は、そっとしておいておくのもいいでしょう。難しいですよね…。でもごめんなさい。自分でも精神状態がわからない状態だったのです。
妻にも1人の時間を
育児中のママが一番欲しいのが1人になれる時間だそうです。私のママ友達も久しぶりに旦那さんに子供を預けて散髪に行ったら気分もスッキリしたよ。なんてよく言っていました。私も一人の時間をもらってゆっくり外出すると、おだやかな気分でお家に帰ってこれました。
24時間育児に奮闘しているママは、トイレにゆっくり入ることもままなりません。私は目を離す事が心配で、トイレの扉をあけっぱなしにしていた位です。赤ちゃんが目を離した隙に何かあっては大変!お家にいる間は気が張り詰めています。
ですから、わずかな時間でも1人にしてあげると、ただそれだけでリフレッシュです。できれば、パパが赤ちゃんを連れて出かけるかママを外に出してあげましょう。
「俺が見とくから、昼寝したら?」って言われても、赤ちゃんの様子がわかる距離だと結色々と気にかかってしまうものです。
育児中の妻を認める
24時間の育児って本当にキツイのです。旦那さまそれをどうか察して下さい。えんえん泣く赤ちゃんとずっと一緒にいること、あなたはイライラせずにいられる?夜も満足に眠らずに育児をしていても、誰も認めてくれなかったら、自分は一体何をしているんだろうと?思考は低空飛行になり孤独感が高まっていきます。
人はだれでも認められるとうれしいものです。育児している妻の奮闘を認めてあげて下さい!すると、「がんばらないと!」と思えるのです。そのママを認めて、感謝の言葉をかけてあげられるのは、赤ちゃんのパパである旦那さんしかいません。
Sponsored Links
イライラするポイントに注意!
赤ちゃんの子育てをしていると、何気ない旦那さんの言葉に、すごくイライラする事があります。そう地雷です。地雷を踏まないために、こういう事を言うとカチンときた言葉をご紹介しておきますね。
女性は執念深いのです。あなたが何気なく言って忘れてしまった言葉も大事に覚えています。何十年も経ってから、逆襲に使われないよう気をつけましょう。
いつでも寝られるでしょ?
夜中に起きて何度も授乳、睡眠不足で毎日毎日ものすごく眠いです。旦那さんは次の日仕事だからと寝ているでしょうが、これが辛い!常に睡眠不足と戦っています。そして日中は、赤ちゃんから目が離せない為おちおちと寝ている暇はどこにもありません。なっ。なのに!!!
・「いつでも寝られるからいいね?」
・「はっ!?」「誰がいつでも寝られるねん。どの口が言ってるねん。そんなん言うならあなたが育児をしてみれば??」とイライラします。
赤ちゃんが寝てるスキに掃除して洗濯してご飯作ってるのに、いつ寝られるっていうの?こればイライラ地雷です。
「手がかからなくて楽だね~」
「うちの子は手がかからなくて楽だよね!」そんな事言っていませんか?24時間一緒にいる妻の立場としましては、ちょっと遊んだくらいで何をわかったようなことを言っているの?という気分になりイライラしています。
次は、すごい機嫌の悪いときに面倒みてみたら?イライラさせてしまう言葉の数々は、悪意なく発する言葉なのだと思われます。それって妻の日常を理解できていないからこそ、出てくる言葉ではありませんか?
そいういった言葉は、「結局ぜんぜんわかってないやんか!」さらにイライラしてしまいました。機嫌悪いと泣き続けて大変なのです。
育児はイライラを伴う事を理解する
赤ちゃんを産まないパパに、ママの身になって考えてみて!と言っても難しいですよね…。ですが、産後はご紹介したエストロゲンと言うホルモンバランスが変化し、女性の体と心にも大きな影響を及ぼします。
要するに、フツーじゃないのです。精神的にも、イライラしたくなくても、イライラしてしまうものなんです。私も出産をした直後から旦那さんを少しの間、受け付けなくなりました。でもある程度の期間が過ぎるとまた大好きに思えています。急な感情だったので、自分でも全く理由がわかりませんでした。
まずはここを理解してあげると少し楽になりませんか?どうか「勝手やな!」と思わずに、産後はイライラするのが当たり前、仕方のない事なのだと理解して下さい。
まとめ
休日に、妻と赤ちゃんの生活を観察してみてください。次から次へと休む間もないママに少しは気付いてくれると嬉しいです。私もあまりにイライラを旦那さんにぶつけた時は、後から反省する事も多々ありました。
パパも毎日大変なのはわかっています。しかし、ご紹介のようにママはイライラしたくなくても必然的にイライラが募っています。肉体的・精神的にイライラしてしまう時期なのです。旦那さんも辛い時期でしょう。ホルモンの変化という原因があるのです。
「私の気持ちを全然わかってくれない!」なんて思わず、「少しは大変だと思って気遣ってくれているのだな。ありがとう。」と思える事が育児ストレスの対処法になると思います。どうか優しい気持ちで対処してみて下さい。
お嫁さんの育児ストレスの解消方法の記事も書いています。よければ参考にしてイライラしている時にそっと手を差し伸べてあげてくださいね♪